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メキシコを代表する美しいセルビン焼きの
魅力

Hola,todos!!(こんにちは、みなさん!)
メキシコ在住歴を持つ、スタッフ ケツァリです☆
私が待ちに待っていた、セルビン焼きがチチカカに登場しました!!
チチカカ好きの方々の中には、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
セルビン焼きは、メキシコ・グアナファト州を代表する工芸品の1つでハビエル・セルビンさんが考案した陶器です。
実は地元民にとって中々手に入れるのは難しい高級品で、取り扱いのあるお店も限られており、入手するのは簡単ではないんですよ!
そんな商品がチチカカに登場するなんて、嬉しいですね☆
今回はこのセルビン焼きの魅力と4年前に私がプライベートで実際に工房に行った時の体験談をちょっぴりお話ししたいと思います。

セルビン焼きの魅力

やはり最大の魅力は100%手作りにも関わらず、細かく描かれた絵柄です。
ベースはざらざらとした表面感のある質感で、ぷっくりとした幾何学模様のコンビネーションがモダンな雰囲気。
これが日本人のハートをくすぐるのではないでしょうか?
今回チチカカではブルーとレッド系のカラーをご用意しましたが、他にもグリーン、パープル、ライムグリーンなどがあります。
中には、単色だったり、ブラックベースでアクセントにピンクやゴールドが入ったスタイリッシュな物など様々。
定番のマグカップやお皿はもちろん、焼き物の種類は多種多様です。
なんと、日本人のお客さん向けに急須や湯呑なんかも作っているんですよ。
私自身もファンの1人で、セルビン焼きをコレクションしています☆
メキシコらしいカラベラ型(死者の日のガイコツ)のキャンドルホルダーやモルカヘテ(サルサなどを作る、脚付きの器)。
ナプキン立てやマグカップは実際に私生活で使っていて、朝食などのシーンで使うとなんだかほっこりした気分になります。
もっと長い年月をかけて、このコレクションを増やしていきたいです。

印象的な絵柄の秘密

セルビン焼きができるまでは、他の陶器と同じで粘土作りや、ろくろを回して形を作る工程があります。
命を吹き込むと言っても過言ではない、絵付けは一番繊細な作業。
全て均一の幾何学柄にするには、まず鉛筆でガイドとなる方眼線を書いて、デザインを描きます。
その後、輪郭を紺色や茶色で描き、最後に色を入れていくとても神経を使う作業。
これらの絵付けの作業は、筆ではなく野球ボール型のスポイトと注射器を組み合わせたような特殊な道具を使うので決して簡単ではありません。
ひとつひとつの作業を全て人の手で行うため、1つとして同じものはない世界に1つだけの作品。
そう考えると、自分の手元にあるアイテムにより愛着が湧きますね。

小さな癒し空間セルビン焼き工房

さて、ここからはグアナファト州にある工房へ行った際のお話です。
首都メキシコシティ、グアナファト中心地から車で3時間弱のタランダクアオという場所にあります。
工房に併設されたお店には、街のお店では見たことがない珍しい焼き物が売っていて、まさにセルビン焼きの天国でした☆
希望すれば工房の中を案内してもらうことができて、作成工程を見学できます。
なんと、絵付けを体験することも可能!!(私は残念ながら、時間の都合上予約もしてなくてできませんでした・・・)
工房には、やんちゃそうな若いお兄ちゃんから主婦っぽい方まで、数人で作業されていました。
作業場所を抜けると、中庭が広がっていて緑がたっぷりな空間。
可愛らしい象のオブジェはセルビン焼きのモザイクで作られていて、思わず見とれてしまいます。
他にも、階段や地面、壁に至るまで、ありとあらゆるものにセルビン焼きが取り入れられ、「おぉぉ~!」と驚きの声が止まりません。
中庭にある離れの建物には宿泊することもできちゃう、セルビン焼きの癒し空間でした。
あぁ~また行きたいなぁ~(^^)

オブジェも全てセルビン焼きのモザイクでできています!!

セルビン焼きのモザイクの階段。
踏むなんて恐れ多い・・・(汗)

セルビン焼きから派生した工房

ここからはちょっと番外編。
見た目はそっくりだけど、テイストがちょっと違う焼き物があります。
中にはニセモノなんて言う人もいますが、これらはセルビンさんのお弟子さん達が立ち上げた工房になります。
細かい草花のデザインが可愛い「チェクアン焼き」、女性らしいパステルカラーの「カセル焼き」。
セルビン焼きの素朴さを残しつつも、また違った魅力がありこちらもとっても人気があります。

▼チェクアン焼き

▼カセル焼き

いかがでしたでしょうか。
数量限定なので、もしかすると入荷はこれが最初で最後かもしれません!!
見ているだけでも、ため息が出るような美しいセルビン焼き、是非ゲットしてみてくださいね。
Nos vemos pronto !(またね~!)