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日本と違う!?世界 の バレンタインデー

Hola,Quétal amigos?(こんにちは、みなさんいかがお過ごしですか?)
日本人だけど中身はラティーナ(ラテン系)メキシコ在住歴を持つ、スタッフ ケツァリです☆
2月と言えば、バレンタインデーですね。
日本では2 月 14 日に女性が好きな男性にチョコレートを渡すのが一般的ですが、他の国ではどのように過ごすのでしょうか。
今回はチチカカとゆかりのある国のバレンタインデーの過ごし方をご紹介します。

・【メキシコ】愛と友情のバレンタインデー

2月14日に「愛と友情の日」として祝うのがメキシコのバレンタインデー。
恋人の場合はお互いにプレゼントを贈り合います。
メキシコでは、幼い頃からレディーファーストを叩き込まれ、男性は女性には優しくしなければならないという習慣があります。
それが理由なので しょうか、男性から女性に贈るプレゼントの方が量や金額が大きい気がします。
当日になると男性がハート型の風船と人の大きさくらいある巨大ぬいぐるみを抱えて街を歩く姿をよく見かけ、なんだかほっこりするムードに。
バレンタインに限ったことではありませんが、昔ながらの風習で夜中にメキシコの楽団 Mariachi(マリアッチ)を引き連れて、男性が生演奏で Serenata(セレナータ)というラブソングをプレゼントすることもあります。

一方、友人同士にとっては友情を深める日でもあります。
メッセージカートを渡したりするのが一般的で、私の場合は毎年友達や同僚にキャンディーなどの小さなお菓子を配っていました。
日本で言う、義理チョコや友チョコを渡すような感覚でしょうか?

・【タイ】バラの花を贈るロマンチックなバレンタインデー

タイでは男性から女性にプレゼントやバラの花に一言メッセージを添えて贈るのが一般的なようです。
ぬいぐるみやお菓子をプレゼントすることもあるようですが、バラがやはりメイン。
しかも、色や本数よって意味が変わってくるようです。

[色]
赤いバラ…君を愛している
白いバラ…純愛
ピンクのバラ…ロマンチックな愛
黄色いバラ…友情

[本数]
1本…出会いの愛
3本…君を愛している
7本…君は僕を夢中にさせる
13本…本当の友達
15本…私は悲しい
100本…人生を君に捧げる
999本…君を最後の一秒まで愛します

本数はかなり細かく意味があるようなので、一部をご紹介しますが基本は愛に関する意味を持っています。
13本、15本だけ全く別の意味になってしまいそうなので気を付けなければいけませんね。
タイではバラをプレゼントすることは告白したのと同じ意味があるようなので、義理バラは絶対ダメだそうです。

・【インド】1日だけじゃない!?バレンタイン週間

ヒンドゥー教信者が大半を占めるインドでは、西洋文化であるバレンタインは完全に受け入れられている文化ではないようです。
婚約者以外の人との結婚前の恋愛をあまり良く思われていないのが関係しているとのこと。
その為、都市部の中高階級の若者たち(20代くらい)で西洋文化に興味がある一部の人たちのイベントになっています。
しかし、マイナーイベントなはずなのにインドにはバレンタインウィークという1週間があり、2月14日を迎えるまでに様々な愛に関する日が存在しています。

2月7日 Rose Day (バラの日)
2月8日 Propose Day (プロポーズの日)
2月9日 Chocolate Day (チョコレートの日)
2月10日 Teddy Day (テディベアの日)
2月11日 Promise Day (約束の日)
2月12日 Kiss Day (キスの日)
2月13日 Hug Day (ハグの日)

この1週間で決まったプレゼントを男性から女性へ贈り物、告白をして恋人関係になっていく。
そんなシナリオが決まっているなんて、まるで映画みたいで面白いですね。
ちなみに、2月15日からは1週間はアンチバレンタインウィークという自分の気持ちを整理して次に進むための準備をする1週間があるみたいです。
しっかりと心のケアまで考えられているんですね。

いかがでしたでしょうか?
私はインドのバレンタインに憧れてしまいます。
1週間、毎日プレゼントや愛の言葉をかけられるなんてまるでお姫様になった気分になれそうです。
みなさん素敵なバレンタインデーをお過ごしください(^^)/
それでは、¡Hasta la próxima!(また次回!)