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メキシコ独立記念日を祝おう!

Hola,todos!!(こんにちは、みなさん!)
日本人だけど中身はラティーナ(ラテン系)メキシコ在住歴を持つ、スタッフ ケツァリです☆
段々と気候も秋っぽさを感じるようになってきましたね。
メキシコでは9月からお祭りシーズンがスタートします!!
気候は寒くなっていきますが、ハートはどんどん熱くなっていきますよ~☆
今回はシーズンのスタートとなる最大のイベント『メキシコ独立記念日』についてご紹介します。

9月16日はメキシコの独立記念日です!!

1810年9月16日にミゲル・イダルゴ神父が教会の鐘を鳴らし『¡Viva México!(ビバ メヒコ)/メキシコ万歳!』と演説を行ったことが、独立への大きな一歩となりました。
毎年このミゲル・イダルゴ神父の演説『Grito de Dolores(グリートデドローレス)/ドローレスの叫び』を、9月15日の夜にメキシコ大統領や州知事がZocalo(ソカロ)と呼ばれる各地の中心広場で叫びます。
「¡Viva!(ビバ)/万歳!」の言葉に合わせて、聴衆も「¡Viva!(ビバ)/万歳!」と叫び、一気に盛り上がります☆
最後は国歌と共に花火が上がり華やかなムードに包まれ、16日を迎えるのがメキシコの独立記念日です。
当日は祝日となり、軍事パレードやパーティーなどが行われ楽しく華やかにお祝いをします。

街中がメキシコカラーに☆

メキシコの国旗は、緑、白、赤の3色が使われていて、真ん中に蛇を咥えた鷲がサボテンの上に止まっているデザインになっています。
この3色が8月の後半辺りから独立記念日当日にかけて、街中に溢れます☆
ショッピングモールからお家の飾り、タクシーの飾りまで、全てがこの色で装飾されるんです。
期間限定でメルカド(市場)やスーパーに屋台が登場し、独立記念日グッズが販売されます。
衣料、アクセサリー、ぬいぐるみ、帽子、ショール、おもちゃなど何から何まで国旗カラー。
国旗カラーのパンやケーキが売られていたりもします。(体に悪そうなビビットカラーを想像してください)

▼路上に出現する独立記念日屋台

当日は多くの人が国旗カラーの服を身にまといます。
中には華やかなメキシコの民族衣装や刺繍入りのブラウスを着てメキシコらしさを演出する人も。
私もこの日は世界中どこにいたとしても、必ずメキシコの民族衣装と国旗カラーのアクセサリーを付けるようにしています♥

▼独立記念日コスチュームの子供たち

独立記念日ならではのフードも登場♪

タコスが有名なメキシコ料理ですが、このシーズンによく食べられる特別料理があります。
『Chiles en nogada(チレス エンノガダ)』と呼ばれる、メキシコの国旗カラーの映える一品!!
Chile poblano(チレ ポブラノ)と呼ばれる大きめの唐辛子の中にフルーツや干しぶどうと一緒に煮込まれたひき肉を詰め、卵白でコーティングし軽く揚げます。
その上に、Nogada(ノガダ)と呼ばれるクルミが混ざったクリーミーなソースをかけて、最後にザクロの実とパクチーを散りばめ完成☆
下処理や煮込んだり各工程で時間がかかる料理なので、この日だけのスペシャルメニューです。
フルーツなどが入っているので、少し甘めな味とナッツ類の香ばしさを感じ、苦手な人もいたりしますが私は大好きです♥

▼Chiles en nogada(チレス エンノガダ)

赤、緑、白の 3 種類がある、ジャイアントコーン入りのスープも独立記念日によく食べられます。
こちらはPozole(ポソレ)と呼ばれ、日常的に食卓に並ぶ料理ですが、メキシコを起源とするトウモロコシが入っている伝統的な料理なので、この日にも食べられているのだと思います。

さぁ、メキシコ独立記念日の準備はいいですか!?
メキシコはとってもオープンな国です。
国籍関係なく、日本人でも誰でも9月16日はお祝いして盛り上がりましょう☆★
毎年この時期には、メキシコ料理屋さんや各地でメキシコ独立記念日のイベントが開催されています。
是非この機会にメキシコの文化に触れてみてください!
¡Viva México!(ビバ メヒコ)/メキシコ万歳!